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高眼圧症の治療について


高眼圧症は明らかに正常な眼圧値を超えて高いのにもかかわらず、視神経の異常も視野が欠けるなどの変化もおこらない特徴があります。

眼圧が高くても正常な眼圧の人と同じように普通に生活できますが、緑内障に移行する方も少なからずいるので、ここでは緑内障にならないための高眼圧症の治療について解説します。

2.11高眼圧症の治療


高眼圧症は正常な眼圧の人と変わらないのか?

高眼圧症の人が治療をするうえで、必ず知らないといけない心構えを解説します。

緑内障 は、視野の範囲が周縁部から少しずつ欠けはじめていき、その状態が進むと中心部にまで影響を及ぼし失明に徐々に近づいていきます。

緑内障がおこるメカニズムは眼圧が正常な眼圧値(10~20mmHg)を超えて上昇し視神経に障害がおこり視野が欠けていく病気でしたが、高眼圧症は明らかに正常な眼圧値を超えているのにもかかわらず、視神経の異常も視野が欠けるなどの変化もおこりません。

「それなら高眼圧症の人は、眼圧が正常値の人となんら変わらず生活できるのでは?」と思われるかもしれませんが、問題は眼圧が高いことで将来的に緑内障に移行する人が少なからずいるということです。


高眼圧症の人の特徴として「まさか自分が緑内障にはならないだろう!」と高眼圧症が緑内障に移行する可能性を信じられない人が多く、点眼薬で眼圧が一時的に下がったことで治ったと勘違いして、それ以降の定期的な視野検査や視神経検査を行わない人もいるようです。

基本的に高眼圧症であっても眼圧が高くなると視神経が圧迫され傷つき、視機能障害を起こし緑内障に移行する可能性ありますので、医師の指示による検査や治療が必要になる場合があります。


高眼圧症の治療はどんなことをする?

健康診断などで高眼圧症と診断された場合には眼科を受診して医師の指示通りに検査または眼圧の状態によっては治療を開始することになります。

一般的に眼圧が22~25mmHgくらいなら定期検査のみを行い、医師の診断によっては眼圧を調整する点眼薬治療を行い経過を観察します。

眼圧が約30mmHg以上になると眼圧を下げる点眼薬が必要となります。


点眼薬にはいろいろなタイプの薬があるので医師の指示に従うのはもちろんのこと、この点眼薬の治療によって高眼圧症から緑内障に移行するのを防ぐことが可能なので、決められた時間に忘れずにつけるようにしないといけません。


高眼圧症が緑内障に移行する可能性

高眼圧症は緑内障に移行する確率が10年の経過で見ても10%程度といわれ、しかも眼圧が24~26mmHg程度の高眼圧症では、「眼圧を下げる治療を行った場合」と「眼圧を下げる治療を行わない場合」での緑内障への移行する確率には差がないことがわかっています。

しかし高眼圧症は緑内障に移行しないとも限らないので、点眼薬などで眼圧が一時的に下がったとしても安心せず治療を怠らないで経過観察を続けることが重要になってきます。

経過観察ではなくしっかりとした眼圧治療が必要な人もいて、高眼圧症でも眼圧が30mmHgを超えていて高度近視、家族に緑内障歴のある人、糖尿病や高血圧などの全身疾患がある人は緑内障への移行率が高いので、点眼薬によって眼圧を下げる治療を行うことが多いです。



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