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緑内障による視野欠損の異常について


両目ではなく片目で物を見た時に、視野が欠損するような異常を感じることはないでしょうか?

もしも緑内障である場合、視野が欠けるなどの症状を自覚したらすぐに眼科を受診しないと失明する確率が高くなります。

ここでは、視野の欠損がおこる過程や症状について解説します。


視野欠損がおきるまでの道筋

緑内障の初期の段階では視野が狭まったり視野の中で部分的に感度が低下して、緑内障が進むにつれ暗点という見えない部分が出てくるようになります。

この暗点は視力には影響がほとんどないため気がつきにくいことが多いです。

さらに緑内障の進行が進むとこの暗点が大きくなっていき周辺を覆うようになり、周辺部分はだんだんと全く見えなくなり中心部分を残すだけとなってしまいます。

たとえるなら、筒で物を見て風景が狭く見える感じがするといわれます。

1.緑内障

この視野欠損は視野検査をするまでわからないことが多く、放っておくと暗点はどんどん大きくなり、視野が狭まっていくと視力の方もだんだんと低下していくようになり、本人が気づいた時にはかなり進行し失明に近づいている可能性があります。

これが視野欠損がおこる道筋になります。


視野欠損の症状

そもそも緑内障でおこる視野欠損はどんな感じでみえるのでしょう。

視野が不規則に欠けたり、目の周辺から徐々に中心に向かって欠けたり、視野が狭くなる状態の視野狭窄(しやきょうさく)の程度やその部分は人それぞれ違いがあるようです。


視野欠損には2種類の見え方があります。

check2 視野の一部が欠ける

この視野欠損は緑内障の初期の状態で、視野に黒い影のようなものがチラチラする症状があったり、目の中心をやや外れたところに暗点ができ部分的に欠けていたり、欠けている部分の周囲に物が見えたりします。

物を見ていても違和感がないので意識して見ないとその症状には気付きません。


check2 視野の周囲が欠ける

人間の目は、通常であれば上下左右だいたい 180度の範囲で物が見えます。

中期に入ると暗点は視野の半分くらいまで拡大します。

さらに視野が狭くなり視野の周囲が欠けるなど見える範囲そのものがだんだんと狭まっていき日常生活に支障をきたすようになると緑内障の末期に近づいていて、視力も落ちてしまいます。


緑内障以外でおこる視野欠損

視野が欠損する異常は緑内障に限ったことではないようで、視野欠損の原因が緑内障なのかそのほかの緑内障以外の病気なのかは、医療機関を受診して医師に判断してもらわないとわかりません。

check2 目の病気で例をあげると、緑内障、虚血性視神経症、黄斑変性症、黄斑上膜、網膜静脈分子閉塞症、網膜剥離など

check2 目の病気以外で例をあげると、脳内出血、脳腫瘍、脳梗塞、てんかんなど脳疾患でも視野欠損が生じるようです。

視野欠損の頻度は圧倒的に緑内障が多いですが、緑内障以外の要因で欠損することもあります。

脳疾患の場合は片目だけではなく、両目に視野異常が起こることが多く同じ場所が欠損するのが特徴です

視野欠損は脳疾患が原因でも起こりますので、眼科だけでなく脳神経外科で診察や検査することも考慮しておいた方がよさそうです。



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