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緑内障になったら視野が回復することはあるのか


緑内障はおもに眼圧の上昇が原因で目の視神経に障害がおこり視野が狭くなる病気で、初期の頃では自分では症状を感じることができないので異常に気づいた時にはすでに状態が悪化していて失明にいたることもあります。

ここでは緑内障になったら視野は回復するのか解説していきます。


視野はどのようにして欠けていくか

緑内障は中高年に多く加齢とともに増える傾向があります。

緑内障がおこるしくみは、眼圧の上昇などによって眼球を丸い形に保つことができなくなることで視神経に異常が起こり視野が欠けていきます。

砂時計のように非常にゆっくりとしたスピードで視野が欠損していく緑内障は、本人がそのことを知らずに放っておきその症状に気づいた時には視神経の障害が進み、すでに手遅れのケースもあるようです。

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緑内障は回復することができる病気なのか?

緑内障は眼圧の上昇により目の視神経がおかされ視野が狭くなるのですが、緑内障と診断された場合さまざまな治療が行われます。

そのほとんどが点眼薬や手術などによって眼圧を下げる治療により視神経の障害をそれ以上進行させないようにすることが目的となります。

緑内障は治療薬や手術で眼圧が下がった場合でも、一度視神経が障害を受けて傷んでしまったら二度と視神経を回復させることは不可能なうえに、症状によってはどんな治療法を施しても進行を止めることができないタイプの緑内障もあります。

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緑内障による失明をくい止めるには

緑内障で視神経に障害がおこると視野が欠けてくると回復は不可能ですが、失明に進行するのをくい止めるには治療薬や手術によって眼圧を降下させる方法が取られます。

眼圧のコントロールは点眼薬や内服薬を使って行います。

緑内障の治療では、原発開放隅角緑内障、原発閉塞隅角緑内障、正常眼圧緑内障、高眼圧であるかを診断して、おもに 薬物療法→レーザー治療→手術 などと進みます。

視野が欠けてきて物が見えづらくなってからではすでに手遅れの可能性がありますので、失明を意識される方は一度眼科で緑内障の検査を受けて自分の症状を知ることをすすめします。

早く緑内障の存在に気づくかが失明をしないためには重要です。


治療でよくなっても治ったことにはならない

緑内障の治療法はそのタイプと進行状態によって異なり、おもに眼圧治療で使われる薬は、房水の産生量を減らしたり房水の流れを良くして眼圧を下げるためのものです。

しかし効果を維持してきた薬であってもずっと使い続けていると効果が落ちてくることもあるようで、症状によって医師と相談していかなければなりません。

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緑内障は自覚症状が少ない特殊な病気で、その治療では風邪のように熱が下がったり痛みがなくなるというような回復を感じるものではありません。

欠損した視野が回復することもなく良い効果が得られず、薬を使って治療している意味を実感できないことから途中で勝手に中断してしまう患者さんもいて、これは失明に向かう第一歩なので非常に危険です。

中断した結果はその後の眼圧検査や視野検査に悪い結果として表れてきて、緑内障が進行し続けると手遅れになり失明する恐れがあります。


薬や手術によって眼圧が正常値内に安定し、視野の欠損などの視神経障害が進行しなくなれば一時的に治っている感じにはなりますが、眼圧が下がるのは薬によって安定させているだけなのでやめればまた悪くなることが予想つきます。


また、レーザー治療や手術を受けて眼圧が降下しても一生その効果が期待できるわけではありません。

一度視神経が障害を受けて傷んでしまったら二度と視神経を回復させることは不可能なので、つらいでしょうが緑内障に対して一生付き合っていくという意識を持たないといけません。

緑内障は失明の可能性がある重い病気で、なかなか良くならないことから不安に思ったり病気に対して疑問に感じたりすると思います。

しかし今のあなたの症状を把握することが、これ以上病気を進行させないことにつながります。



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