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緑内障が発症する年齢


緑内障は日本での失明原因の第一位を占めており、40歳以上の20人に1人が患い、加齢とともにその有病率(病気になっている人の割合)は増え、70歳代では10人に1人に見られる眼科疾患です。

緑内障の発症率は年々増え続けていますが、その発症年齢は過去と比較するとどのくらいの割合で増えているのか、緑内障が発症する年齢は何歳なのか解説します。

1.9緑内障発症年齢


緑内障の潜在患者数が増加し続けている

緑内障は目の成人病とも言われ、緑内障の患者数は1989年は約14万人でしたが、2002年には約55万人に達し十数年の間に4倍近くに増えています。

ただしこの55万人という数字は医療機関を受診して治療を受けている患者の数のことで、潜在的には緑内障の人は推定500万人くらいいるとされます。

緑内障には自覚症状があらわれないタイプもあるので、失明しないためにも早期に眼科を受診して自分が緑内障なのかどうか確認しておくことが大事です。


緑内障の調査結果

緑内障の40歳以上の有病率は1989年ころの調査では調査人数に対して3.56%で30人に1人が緑内障とわかりました。

その後2002年ごろにはさらに大規模な調査が岐阜県多治見市で行われ、事態はもっとすすんでいることがわかりその調査結果をみると、40歳以上の人の有病率は調査人数に対して 5.78%でほぼ17人に1人が緑内障であることがわかりました。

怖ろしいことにこの調査で 9割近くの人が調査時の検査で初めて緑内障とわかったということでした。

自覚症状が少ない病気であることからも、まさか自分が失明するとは思いもよらないことでしょうが、これでどれだけの方が緑内障に対して意識されていないのかがわかると思います。


緑内障患者はどのタイプに多い

現在は40歳以上の20人に1人が緑内障を患っているとされますが、その多くは原発開放緑内障というタイプで、このタイプの男女の比率は同じ程度で、40歳以上の人に多く起こり、強度の近視の人や緑内障の家族がいる人などに発症しやすいとされています。


原発開放緑内障というタイプのうち60%以上が眼圧が正常なのに緑内障になる正常眼圧緑内障のタイプです。

正常眼圧緑内障は多くの場合、疲労のせいではと間違われたり自覚症状が少ない病気なので病院に行って検査することもなく、たとえ眼圧だけの検査をしても緑内障が見つけられないケースが増えていますし、まれに若年性緑内障といって30代や20代で、ひどい時は10代でも緑内障になる可能性もあります。


現在は眼圧の検査だけでなく眼底検査や視野検査などの検査で緑内障を調べることができます。

一応の目安として40歳を境に自分で意識的に緑内障をセルフチェックしてみたり、眼科で緑内障の検査を受けることをすすめます。



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