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緑内障治療で副作用のある禁忌薬


緑内障においての禁忌は、医療上患者の病状が悪化する不適当な手術や検査、投薬などを指します。

特殊な病気を持っていたり、妊娠中の女性には使用できない禁忌薬がありますが、ここでは緑内障での禁忌薬について解説します。

3.23


副作用のある薬の種類

副作用は全ての薬にあるといっても過言ではありませんが、同じ薬を使っても問題がおこる人もいれば、全く問題がな人もいるようにすべての人におこるというわけでもありません。

では緑内障で使われる薬にはどのような副作用があるのでしょう?主だったものを紹介します。


check1β遮断薬
眼圧が下がる効果が比較的高く、全身的な副作用を起こす事例はありますが、目に対する局所的副作用が比較的少ないために広く使われてきました。

注意しなければならない副作用としては、心拍数の低下、呼吸機能の低下、ぜんそく発作の誘発、息切れ、血清脂質への影響、インポテンツ、抑うつなどがあります。
目に対する副作用としてはまれにドライアイの状態になったりかゆみや異物感を感じるケースもあるようです。


check1交感神経刺激薬
アレルギー性結膜炎がおこる頻度が高く、充血、散瞳などの局所的な副作用もあり、点眼を始めてから数週間で視力低下を感じる人もいるようです。
全身の副作用の影響は少ないのですが、まれに頻脈や血圧上昇がおこることもあるようです。
長く使っていると薬剤に対して抵抗力が生まれ眼圧下降効果が弱くなることがあります。


check1交感神経α2刺激薬
各種緑内障レーザー治療後の一過性の眼圧上昇を予防する薬として使われていますが、長期間使う薬ではないようです。
副作用としては結膜が青白くなったり、軽い散瞳、結膜アレルギーなどがおこるようです。


check1副交感神経刺激薬
通常の点眼では全身性の副作用が出ることはまれです。
縮瞳による暗黒感や毛様体筋の収縮による浅前房、水晶体厚の増加、視力低下などの副作用があるようです。
血流を増加させることから炎症がある場合は使用は控えた方がよく、白内障の進行も指摘されるので使用頻度は少なくなっているようです。


check1プロスタグランジン関連薬
この薬での副作用は、点眼時の不快感や異物感、結膜充血などがあるようです。


check1炭酸脱水酵素阻害薬
房水の産生を抑制する薬です。
眼圧下降作用は内服薬よりもやや弱いものの全身性の副作用はほとんどなく、点眼時にまれに目がしみる感じがしたり、目が充血する、一時的に霧がかかったように見えるなどの副作用があるようです。


ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)は注意が必要

緑内障で問題視されているのは、繊維柱帯の目詰まりを起こす可能性の高いステロイド薬です。

「ステロイド緑内障」は、長期間ステロイド薬の内服薬や塗り薬を使い続けることで、眼圧を上昇させる副作用によっておこる緑内障です。

ステロイドによる眼圧の上昇には個人差があるので、全ての人がステロイドを使ってはいけないというわけではないですが、ステロイド薬をつかうと眼圧が上がる体質の人は使用してはいけません。


ステロイド点眼薬を1000人が使った場合、そのうちの5人くらい眼圧が上がってくるといわれていて、体質で遺伝によっては数日で上がる人もいるようです。

患者さん本人がステロイド緑内障の体質かどうかは薬を使ってみないことにはわかりません。

眼圧の上昇に気がついた時点ですぐにステロイド点眼薬を中止したほうが良く、早く発見できれば眼圧は元に戻りますが発見が遅いと緑内障は進行します。

ステロイド薬に関しては医師に相談してください。


抗コリン作用の薬は要注意

緑内障の代表的な禁忌薬としては、ステロイド薬と同様に「抗コリン」作用の薬があります。

抗コリン薬には瞳を開くと同時に房水の出口をふさぎ、排出を阻害する作用があります。

市販で購入できる総合風邪薬、花粉症などのアレルギー薬、点眼薬には緑内障では使用していけない眼圧を上げる恐れのある抗コリン作用を持つ成分が多くに含まれている薬が多いので、薬に含まれている成分はしっかり調べてから使用するようにください。


薬の副作用によっては緑内障が誘発されることもあり、緑内障をすでに発症している場合には薬の使用は注意が必要です。

市販で購入できる薬は緑内障の禁忌薬が多く、緑内障の発症後に薬を使用することで症状が悪化してしまう恐れがあり危険です。

市販薬は医師に相談してから使用・服用したほうがよいですが、病院で薬を処方してもらったほうがよいでしょう。



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