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緑内障の検査結果で診断基準はなに


緑内障は初期のころは自覚症状が少ないことから自分が失明に向かっている病気かもしれないということを判断することができず、病院で受診した時に初めて緑内障であることが判明する場合の方が多いです。

ここでは緑内障の検査にはどのような診断基準があるのか解説します。

3.4c


いつ病院に行って受診するかで緑内障は発見できる

ほとんどの方は視力が悪くなった時や結膜炎など目に何かしらの疾患がおきた時にしか眼科を訪れることはないと思います。

仕事をされていると時間が取れないので、特に強制的に行わない限り検診などに関わることはないかと思いますが、病院での検査を行うことは失明というリスクを減らすために行ってほしいことです。

なぜ検査をすすめるのかというと、検査を行わない人たちが緑内障である確率はけっこう高く、隠れ緑内障ともいえる正常眼圧緑内障が増えてきたり、最近では10代や20代でも発症する若年性緑内障などの可能性も否定できないからです。

視野が欠けるなどの異常があらわれた時にはもう治ることができず手遅れの可能性があるので、最低でも眼圧検査眼底検査は早めに受けてもらいたいです。


人間ドックの検査項目では眼圧検査や眼底検査は行われるようですが、失明のリスクを増やすためや緑内障の恐ろしさに気づくためにもできれば眼圧検査や眼底検査を一般的に行われる健康診断の中に取り入れてもらいたいと個人的には思っています。

この検査を取り入れることでかなりの数の人が失明の恐怖から救われると思います。


緑内障の診断には基準があるの?

眼科での検査では視力検査はもちろん行われますが、そのほかに眼圧検査がおこなわれ、医師の判断によっては眼底検査も行われます。

病院で検査を受けると緑内障なのか他の病気を持っているのか、何かしら結果が出るはずですが、その段階で何もなければ問題がないので一安心ですが、この先 1年に 1回くらいは失明を防ぐためにも定期的な検査を受けることをすすめます。

3.4b

ここで問題なのは検査結果で緑内障ではないかと疑われた人です。

疑われる要因としては、眼圧検査 で測ったその数値が高いことです。

通常の眼圧の正常範囲は 10mmHg~20mmHgなのですが、これを超えた場合緑内障と疑われることがありますが、この段階ではまだ緑内障予備軍として保留にされます。

その理由のひとつとして、眼圧が高くても緑内障ではない高眼圧症というのがあるので、この段階ではまだ緑内障と断定することはできません。

しかし高眼圧症と診断された場合でも油断はできず、緑内障に移行する人も 10%くらいはいるので、高眼圧症に関してはこの先定期検査を行っていき眼内や視野に異常がないかを年月をかけて調べていきます。


眼圧検査で調べた眼圧の値だけでは緑内障と断定することは難しいことから 眼底検査 を行い、眼内の様子や目の奥の視神経の様子を観察することにより緑内障かどうか判断することが可能です。

眼圧検査での診断基準は数値で表されるものではなく医師の目視により判断されます。


場合によっては 視野検査 を行うことがあります。

いずれ緑内障や高眼圧症と診断されたら視野の状態がどのように変化しているのかを調べるために視野検査は定期的に行って行かなければなりません。

視野検査は機械の中の 1点を注視して表れる光をチェックしていく方法で、画像で表すことができるので現在の視野がどの範囲で見えているのかを視覚的に確認できます。

この結果は患者さんが見てもわかりますが、この結果により今後どのようにしていくかは医師の判断によります。


結局、緑内障には基本的な診断基準はあるかもしれませんが、患者さんがそれを知ったとしても緑内障の症状に影響がでわけではなく、気にするとかえって眼圧が高くなることもあるので、あまり気にしないで医師の判断に任せて治療を行っていくことしかできないようです。



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