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緑内障の検査時間はどのくらいかかるか


緑内障の検査では「眼圧が高い」「視野が欠ける」「視神経に障害がある」これらの症状が目にあらわれているか確認するために複数の検査が行われます。

緑内障の検査はそれぞれの症状に合わせて 視力検査、屈折検査、眼圧検査、隅角検査、眼底検査、視野検査、画像検査などが行われます。

ここでは眼圧検査、眼底検査、視野検査の3つの検査についてどのくらいの時間がかかるの解説します。


眼圧検査にかかる時間

眼圧検査 では、「ゴールドマン眼圧計」という眼球と接触して測る機械と「空気眼圧計」という眼球と接触しないで測る機械の主に2つで測定されていますが、ここではその眼圧検査にかかる時間はどのくらいなのか解説します。


ゴールドマン眼圧計の検査にかかる時間

「ゴールドマン眼圧計」で測る時は、はじめに点眼薬で目に麻酔をします。

麻酔が効き始めるまでに15分から人によっては30分くらいかかり、その間待つことになります。

麻酔が効いた後に検査を開始しますが、色素をつけた角膜に細隙灯顕微鏡がついている眼圧計を密着させて測定します。

眼圧計の接触面が一定の面積に達するまで圧迫したその時の圧力が眼圧として正確に測定されます。

この検査時間は通常は3~5分程度で終わり、その後医師により検査結果を聞いたり問診したりすることになります。


空気眼圧計の検査にかかる時間

空気眼圧計

空気眼圧計は、眼球に圧縮された空気を瞬間的に勢いよく吹きつけた時の角膜の凹み具合から眼圧を測定する検査です。

空気眼圧計の検査にかかる時間は、目に瞬間的な強烈な風が当たるのでその音に驚いたり目に当たる風の違和感から瞬時に目を閉じたり目に力が入ることがあるので人によって違いが出てきます。

通常は目に風を当てる時にすんなりいけば3回くらいで目に風を当てて作業は終わるので両目でも 2分もあれば終わります。

しかし目に吹きつける強い風の恐怖感から 5回以上、酷い時は10回を超えて何度も繰り返し、目に強い風を当てる回数が増えていき、最終的に目を開けることが困難になる高齢の患者さんもいることからなかなか検査が進まないこともあるようです。

空気眼圧計での検査は、目に強い風は当たりますが痛みや後遺症は特にないです。

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眼底検査にかかる時間

眼底検査 では瞳孔から眼球の一番奥の眼底を観察しますが、視神経乳頭の大きさ、形、深さ、血管、網膜、視神経、硝子体の様子などを倒像鏡や細隙灯顕微鏡を使って調べますが、この検査により視神経乳頭陥凹の状況を確認することで、正常眼圧緑内障 の発見に役立ちます。

ここからは眼底検査にかかる時間はどのくらいなのか解説します。


まずはじめに瞳孔拡散剤を点眼します。

瞳孔が開き始めるまでに15分から人によっては30分くらいかかり、その間待つことになります。

15分後くらいに懐中電灯を使って瞳孔がどのくらい開いているのかを確認して、良ければ医師による検査に入ります。

その時に瞳孔がまだ完全に開いていない状態の時は再び点眼液を入れ、しばらく様子を見た後に再び瞳孔の開き具合を確認して、よければ医師による検査に入ります。

瞳孔が開き医師による検査が開始されますがその時間はわずか3分程度で、眼底の状態を観察して終わるので早いです。

医師による検査が終わりましたら、医師が検査結果を説明してくれ何か所見があれば伝えてくれます。

眼底検査にかかる時間は何もなければ早くてトータルで40分前後で終わるのかと思います。

眼底検査により特に痛みを感じることはありません。


眼底検査後のほうが瞳孔の回復に時間がかかる

眼底検査後の注意点ですが、瞳が開いている状態がしばらく続きまぶしいので、目を開けていることが少し苦痛に感じられるかもしれません。

検査前の注意事項として事前に車で来ることはできないことを医師などから伝えられると思いますが、検査後は光がまぶしい状態がしばらく続き目を開けずらいので事故を起こす可能性が高く車で検査に来ることはできません。

サングラスをかけてもまぶしくて目を開けずらい状態が半日は続きます。

眼底検査は40分程度で終わるかもしれませんが、瞳の状態が元のように回復するまでに早くて半日、場合によっては 1日かかる時もあるので、車の運転や機械を使うなどの危険を伴う作業は 1日できないと思っていた方がよいでしょう。


視野検査にかかる時間

視野検査 は現在どのような範囲で視野が見えているのかを調べる検査です。

視野

ここからはの視野検査にかかる時間はどのくらいなのか解説します。


左右それぞれ片目ずつ行なう視野検査では、一点を注視した時に現在どの範囲が見えているかを調べることができ、定期的に視野検査を行っていくことで視野の欠損状況や進行状況を把握しその後の治療に活かすことができます。

視野検査 では、「ゴールドマン視野計」という測定機械と「空気眼圧計ハンフリー視野計」という測定機械の主に2つで測定されています。


ゴールドマン視野計の検査にかかる時間

ゴールドマン視野計

ゴールドマン視野計のによる視野検査は左右それぞれ片目ずつ行い、片目にかかる時間は15~20分くらいです。

ゴールドマン視野計による視野検査は、中心を注視して光が見えたらボタンなどを押してもらい、視野のどの範囲で光が見えたのかを患者さんに合図してもらうことにより測定されコンピュータグラフィックであらわされます。

検査はもしかしたら医師が直接行うのではなく技師の人が行うことになるかもしれません。

視野検査は一点を注視した時にどの範囲が見えているかを調べることができ、視野の欠損状況や進行状況を把握することができます。

検査中に出る明るい光は見えやすいのですが、小さくて弱い光は見えにくいことから検査時はキョロキョロしたくなりますが、一点だけう注視して行うようにしないとしっかりとした検査結果が出ません。

検査結果については、次回の診察や検査に来た時にどの部分の欠け方が進んでいるのかなどを医師から伝えられると思います。


ハンフリー視野計の検査にかかる時間

2.24ハンフリー視野計

ハンフリー視野計は視野の各地点の網膜感度を測定するものです。

ハンフリー視野計による視野検査は左右それぞれ片目ずつ行い、片目にかかる時間は15~20分くらいです。

視野計の内側に顔を固定して中心を注視して、明るさが変化していく光が見えたら手に持っているボタンを押して合図してもらい各地点の実測値により視野の範囲や欠損部分を調べます。

視覚的に処理した図では感度ゼロの地点は黒で塗りつぶされ、グレーの濃淡まで段階的に感度を表し視野のどの部分がどのくらいの感度で見えているのかをひと目でわかるようにあらわされています。

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