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緑内障における定期検査の重要性


緑内障を診断する定期検査では、緑内障を示す「眼圧」「視野」「視神経障害」の症状が目にあらわれていないか状況を確認するために複数の検査が行われます。

ここでは緑内障で行われる定期検査の重要性について解説します。


緑内障の定期検査をする意味

緑内障で病院にかかりはじめた頃の定期検査は、現在の進行状況やタイプ、症状を知るために頻繁に行わなければならない場合があります。

緑内障は初期から中期のころまでは症状が進行しても自分で気づくことは難しいです。

定期検査を受け続けることでその都度進行状況を確認することができ、緑内障を早期に発見された場合には治療を早く行うことで失明のリスクを減らすことが可能です。


定期検査は通常1~2ヵ月くらいに1回の頻度で行われ、症状や緑内障のタイプによっては3~6ヵ月に1回の割合で行われることもあります。

緑内障の検査は視力検査や眼圧検査、問診などから始まりますが、それぞれの症状に合わせて麻酔をかけたり時間がかかる検査をしなければならないために、改めて別な日に時間を設けて屈折検査、隅角検査、眼底検査、視野検査、画像検査などの検査が計画的に行われていきます。

定期検査は治療の経過や効果を確認するために随時行っていき、その検査結果から再び緑内障の進行状況を判断して治療を考えていくというサイクルで行なわれていきます。

緑内障の定期検査の目的は最終的にはもちろん失明をくい止めることにあり、緑内障の進行状況を確認することや検査結果によって今後の治療方針を決めるために行います。

そのためには定期検査に時間や費用を費やさなければなくなりますが、失明しないためにはどうしても必要不可欠です。


緑内障はおもに「眼圧が原因で視神経に障害がおこり視野が欠けていく」という病気なのですが、「眼圧検査」だけでは十分ではないことから「眼底検査」や「視野検査」も重要になってきます。


次からは主に行われる眼圧検査、眼底検査、視野検査の3つの定期検査についてまとめています。


眼圧の定期検査

緑内障の一番の原因として考えられるものには眼圧があります。

2.16c眼圧検査

眼圧の定期検査は通常、診察時に視力検査と同時に毎回計測される場合がほとんどなので、改めて時間をとって検査することはないです。

眼圧検査 を行うことで自分の眼圧値がどれくらいであるのか知ることができます。

眼圧の正常範囲は10~20mmHgとされていて、21mmHgを超えると眼圧が高いとされ緑内障を疑われますが、この眼圧の結果により治療で使われる点眼薬を変えたり、点眼薬の本数が変わったりすることもあります。

初めて眼科を受診して眼圧検査を受けた時に眼圧が高い結果が出ると緑内障と疑われたり、進行すると失明する緑内障の存在を改めて知って驚くことがあります。


緑内障はおもに眼圧が上がることで視神経に障害がおきて徐々に視野が欠けていく病気で、年齢が上がるとおこりやすいことから 40歳を過ぎたら眼科を受診して眼圧の状況を確認するとよいです。


眼圧検査では、眼球と接触して測る「ゴールドマン眼圧計」と眼球と接触しないで測る「空気眼圧計」の主に2つで測定されます。

2.23c 2.23b

空気眼圧計 2.23a


眼底の定期検査

眼底の定期検査では陥凹の大きさ、形、深さ、色、血管走行、網膜視神経繊維の欠損状況などを確認することができ、緑内障のタイプや進行状況などを把握することができます。

眼底検査 により視神経乳頭陥凹の状況を確認することは、眼圧が正常であっても視神経に障害がおこり進行していく 正常眼圧緑内障 の発見に大きく役立ちます。

2.26失明


視野の定期検査

視野の定期検査は、現在どのような範囲で物が見えているのかを調べることができます。

視野

視野検査は左右それぞれ片目ずつ行なわれ一点を注視した時にどの範囲が見えているかを調べることができます。

視野検査を定期的に行っていくことで視野の欠損状況や進行状況を把握することができ治療に反映させることができます。


視野の定期検査では、光の出方を測定することでどの部分の欠け方が進んでいるのかがわかる「ゴールドマン視野計」と、視野の各地点の網膜感度を測定しどの部分の視野がどのくらいの感度で見えているのかを測る「空気眼圧計ハンフリー視野計」の主に2つで測定されています。

ゴールドマン視野計 2.24ハンフリー視野計



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