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眼底検査は正常眼圧緑内障の発見に役立つ


眼底検査は多くの人が患う正常眼圧緑内障の発見に役立つ検査です。

ここでは眼底検査はどのような検査をし検査によって何がわかるのか解説します。


眼底検査の目的はなに?

眼底検査は瞳孔から眼球の一番奥の部分である眼底を観察して血管や網膜、視神経、硝子体の様子を調べます。

陥凹の大きさ、形、深さ、色、血管走行、網膜視神経繊維の欠損などを観察することで緑内障の診断やタイプ、進行状況などの情報を得ることができます。

このことからも緑内障における眼底検査の目的は、視神経乳頭陥凹の状態を観察することにより、多くの人が患う眼圧が正常範囲内でも視神経障害が進む 正常眼圧緑内障 を発見するためにもこの眼底検査は重要です。

眼底検査はどのような検査方法で調べるのか?

眼底検査の方法には、網膜の中心部を約15倍に拡大して黄班や視神経乳頭を観察する「直像検査」、網膜全体を5倍に拡大して観察する「倒像検査」、診断を客観視するために眼底の状態を撮影する「眼底カメラ検査」があり、緑内障の症状に合わせて適した検査方法が行われます。

これらは緑内障以外にも網膜剥離、糖尿病網膜症、加齢黄班変性などの病気を診断する際に用いられる検査です。

眼底検査はどのような検査が行われるか?

眼底検査では倒像鏡や細隙灯顕微鏡を使って瞳孔から眼底を観察し、眼球の出口である視神経乳頭の大きさや形、深さ、血管の様子などを調べます。

緑内障になると視神経が委縮して乳頭のくぼみが大きくなるので「視神経乳頭陥凹拡大」と判定されます。

眼底検査は眼底に光を入れ観察する検査なのですが、目に光を入れれば瞳孔は縮み正確に眼底を観察できないので、散瞳薬で瞳孔を開いて検査することになります。

そのため検査後の数時間はまぶしく、物がぼやけて見えることがありますので車で検査に来ることはできません。

散瞳は時に緑内障の発作を誘発することがあり、散瞳の前には必ず顕微鏡を用いた検査と眼圧や隅角のチェックが行われます。

眼底検査ではどんなことがわかるか?

眼圧によって視神経繊維が押しつぶされると萎縮して容積が減るために、網膜にある視神経乳頭にくぼみができます。

健常な人の場合でも乳頭部分には軽いくぼみがありますが、緑内障の場合はくぼみが深く大きくなります。

視神経繊維が欠損したところでは、網膜に黒い影が見えたりしますが、くぼみや視神経繊維の欠損は視野の異常より先にあらわれるので、緑内障の早期診断には眼底検査による視神経の観察が必要です。

とくに眼圧検査が役に立たない正常眼圧緑内障の診断には眼底検査は重要な役割を持っています。


乳頭の変化は視野の変化に関連していることから、眼底検査の結果と視野検査の結果は対応するので、乳頭が変化して視野が変化しないことはほとんど考えられないことからこの場合検査方法が間違っているか何か原因があるはずです。

逆に乳頭は陥凹していないのに視野に変化が出た場合は脳腫瘍など他の病気の可能性があるようです。



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