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眼圧検査の目的はなに


緑内障の原因として高齢や近視、遺伝などがあげられますが、一番の原因は眼圧に関係しています。

ここでは眼圧を調べる眼圧検査はどのような目的を持っているのか解説していきます。

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眼圧の検査で何がわかるか?

眼圧の正常範囲は10~20mmHgとされ、平均眼圧は14.5mmHgです。

眼圧の検査を行うことによってこの眼圧値がどれくらいであるのか知ることができ、これが緑内障であるかどうかがわかる第一段階になります。


もしも正常な眼圧値を超えて高ければ緑内障の疑いが持たれ、医師の判断でこの先定期検査や治療を行なっていくことになります。

ただし眼圧の検査を受けて眼圧が正常範囲であるにもかかわらず視神経が障害をおこす 正常眼圧緑内障 の人が最近増えているので安心はできません。

正常眼圧緑内障も含め緑内障は眼圧が関係する視神経の疾患で、正常よりも高い眼圧になると網膜に映った映像を脳に伝える動きをする視神経に損傷を与え、視野が狭まって末期には視力も低下してしまい、一度損傷を受けた視神経は回復することはないのです。


眼圧が異常をおこすとどんなことがおこるか?

眼圧は眼球の内側から外側にかかる圧力で、角膜水晶体の間を満たしている房水によって調整されています。

ボールと一緒で眼球の形を保ったり目の中に栄養を届けるには一定の眼圧が必要で、物がちゃんと見えるためにはこの圧力が正常に保たれていないといけないのです。

視神経乳頭は網膜から視神経に情報を伝達しますが、眼圧が上昇するとこの視神経乳頭が圧迫され、神経線維が徐々に侵され視神経細胞が傷むことで視野が欠けていきます。

目の中では常に一定量の房水が作られていて、作られた量と同じ量が目から流れ出ていくことで眼圧は一定に保たれています。

何かの原因で房水の排出口が詰まり房水の量が増加しますが、眼圧が上がる異常がおこることで緑内障を引き起こし、進行すると失明する可能性があります。


眼圧検査の目的はなに?

一般的に緑内障は中高年から起きてくる病気で成人病の一種とも考えられます。

緑内障はおもに年齢を重ねると眼圧の上昇などによって視神経に異常が生じ視野が欠けていく病気ですが、非常にゆっくり時間をかけて視野が欠損していくことが多く、その症状に気づいた時には手遅れで失明する可能性があります。

これを防ぐためにも病院で眼圧や眼底検査を行うことはかなり早期発見に役立つはずです。

緑内障は自覚症状が起こりにくい病気で、視野の異常を自覚しなくても緑内障の可能性はあるので定期的な検査は必要です。

人間ドックなどの検査項目には眼圧検査と眼底検査はほとんど取り入れられていますが、もし検診を受ける機会がなければ年に一度くらいは眼科で眼圧、眼底、視野などの検査を受けたほうがよいです。

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目に痛みを感じたり視野に異常がある場合には失明する可能性が高く手遅れの可能性があるので、急いで眼科や医療機関に行って検査を受ける必要があります。

糖尿病を患っていたり特に身内に緑内障の人がいる場合、強度の近視である場合には普通の人よりも緑内障になりやすいといわれています。

いろいろな病気でステロイドなどの薬を使用している人も緑内障を引きおこしやすいので、該当する人は眼科の定期検査を受けるようにして下さい。

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緑内障は治ることのない病気です。

一度緑内障と診断されたら元に戻すことはできませんが、進行を遅らせることはできます。

眼圧検査によって緑内障を早期発見して予防や治療につなげることが失明しないための一番の近道です。

1回診察を受けて異常がないからといって安心するのではなく、失明が心配な人や疑いのある人は定期的に眼科の検診を受けることが大切です。



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