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緑内障になるとどのくらいの期間で失明するか


緑内障には少しずつ緑内障の症状が進行するタイプと、急激に激しい症状を起こし失明の危険度が非常に高いタイプがあります。

ここでは緑内障のタイプによってどのくらいの期間で失明してしまうのか解説します。
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失明するまでの期間が一番短いタイプの緑内障はなに?

緑内障はタイプによっても失明に至るまでの期間には違いがありますが、一番失明するまでの期間が短いのは 急性緑内障 です。

急性緑内障は発作のように強い症状がおきるのが特徴で、その症状には突然おこる頭痛や激しい目の痛みが多いです。そのほかにも目の充血、腹痛や嘔吐、視力の低下、発汗などの症状がおこることがあります。

それらの症状がおこると慌てて病院に行くことになりますが、すぐに適切な処置が行われないと数日、状況によっては一晩という短い期間で失明する可能性の高い恐ろしい緑内障です。

急性緑内障の発作があらわれる人はもともと閉塞隅角タイプの緑内障をもった人のようです。

眼科で受診した際に閉塞隅角タイプの緑内障と診断されていれば、発作が起きた時に対応はできるかもしれませんが、問題は一度も眼科を訪れたことがなく自分が緑内障であることすらわかっていない人です。

そのような人は発作が起きた時には自分の病気がなんであるのかを知ることから始まるので検査などに時間がかかりすぎ、その間に症状が悪化して急性緑内障とわかった時にはすでに手遅れという例もあるようです。

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急性緑内障の発作の具体的な症状には、突然目が真っ赤に充血して激しく痛みだしたり、突然視力が落ちてきたり、原因のわからない頭痛や吐き気がおこる人もいます。

電球などの光を見た場合にそのまわりに虹視という虹のような輪がかかって見える症状が出る場合もあり、通常は片目だけにおこるようです。

急性緑内障の発作の前兆としては、目のかすみがおこったり、なんとなく偏頭痛の症状を感じることがあります。


この発作を誘発する原因には、精神的なショックを受けたり、興奮したり、過度な疲労やストレスを抱え込んだり、不眠、風邪、ぜんそく、散瞳などを引き金にして急激な眼圧上昇をおこしますので、日ごろから注意して生活する必要があります。


失明するまでの期間が長いタイプの緑内障はなに?

失明するまでの期間が長いタイプは、少しずつ症状が進行する開放隅角タイプの「慢性緑内障」です。

慢性緑内障にもいろいろなタイプがあり、おもに 「正常眼圧緑内障」「若年性緑内障」「
高眼圧症」などがあります。

正常眼圧緑内障は、眼圧が正常値なのに緑内障の症状がおこってしまう緑内障で、このタイプの緑内障の人数が一番多いようです。

若年性緑内障は、今まで緑内障は40歳以上に発症するとされていましたが、現在は20代30代とか若者の年代にまで発症しているタイプの緑内障です。

高眼圧症は、眼圧は高いのに緑内障の症状はおこらないのですが、このうちの10%くらいは緑内障に移行するといわれます。

これらの緑内障は10年とか20年という長い期間を経て徐々に進行して行くので、その症状になかなか気がつくことができないようです。

これらの緑内障は突然失明するということは少ないようですが、自覚症状がわかりずらいために緑内障が徐々に進行して行き、視野が欠けるなどの症状を感じて眼科を訪れた時には手遅れの可能性があるので少しやっかいです。

特に正常眼圧緑内障は眼圧値が正常であるため眼圧検査では緑内障を発見することはできません。緑内障かどうかを確認するためには 眼底検査 が必要となります。

いずれ失明しないためには、40歳を境に一度は眼科を訪れて緑内障であるかどうかの検査を受けることをすすめます。



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