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緑内障の原因は日常生活にないのか


緑内障がおこるのには何かしらの原因があるのですが、日常の生活で行なっていることが原因で緑内障になることはあるのでしょうか?

ここでは緑内障を引き起こす可能性のある原因を知って、日常で気をつけておきたい行動について解説します。

2.13パソコン


緑内障の3つのタイプ

緑内障には大きく分けて3つの種類があり、おのおの原因も違います。


1つ目は「原発緑内障」で、これが緑内障で一番多いタイプで全体の9割を占めていて、「原発」の意味は原因がわからないことを指します。

この「原発緑内障」はさらに 2つに分けられるのですが、房水 の流出経路でもある隅角が開いていても排水部が目詰まりする「開放隅角緑内障」と隅角が塞がれることで房水の排出が困難になる「閉塞隅角緑内障」に分けられ、その発症の原因も治療法も全く異なります。


2つ目は「続発緑内障」で、これは目の外傷やブドウ膜炎などの目の病気、糖尿病など全身疾患、副腎皮膚ホルモン薬(ステロイド薬)などの副作用が原因でおきます。


3つ目は「発達緑内障」で、これは先天性の緑内障で新生児の3万人に1人が患う病気といわれ、ほとんどが生後1年以内に発症します。


緑内障がなぜ起こるのか不明な点は多いですが、緑内障の原因 として解明されている中で一番多くの影響を与えているのは眼圧の上昇です。

日常生活で特に大切なのは血液循環を良くすることが大切で、特に眼圧が十分低いのに緑内障が進行する人、なおかつ血圧が低い人、貧血があるような人は血行不良が原因でおこる可能性がありますので、適度な運動を行ったり半身浴をするなどで血行不良を改善することが大切です。

その他にも血行不良を改善するには

check2 禁煙する
check2 お酒は適度に
check2 根野菜をとる
check2 半身浴
check2 適度な運動

これらを行うことで血行が促進される可能性がありますが、喫煙は特に血行を悪くするので禁煙をすすめます。


遺伝は緑内障の原因になるか

親族や家系など遺伝性を見てみると緑内障になる確率が高いといわれていて、
緑内障に直接関わっているとみられる遺伝子もいくつか発見されています。

現在わかっているだけでも緑内障の数%は遺伝子が変異したことで引き起こされたとみられていますが、その変異した遺伝子を正常な遺伝子に置き換える遺伝子治療の研究も進んでいるようです。

しかしこの遺伝の問題については日常の生活では対応することはできないです。


ストレスは緑内障の原因になるか

緑内障の原因として大半を占めるのがストレスで、これによって眼圧が上昇する可能性が高いのですが、その仕組みについては解明されていません。

房水が排出される出口のシュレム管は血管系なので、ストレスで収縮すると房水がうまく排出できなくなれば眼圧が上昇するのではないかということが考えられます。

これがストレスによる一過性の高眼圧症なのか、それが緑内障に発展するのかは明確ではありませんが、過度のストレスが緑内障の危険因子であることは間違いないようです。

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たまに緑内障と診断されるとなぜか眼圧が上がったり視野が狭くなるのを気にして日常の行動に神経質になる人がいますが、実際には特別に日常生活を制限することはなく、それよりは健康的で無理をしない規則正しい生活を送るのがよさそうです。


水分の摂りすぎは緑内障の原因になるか

水分を摂りすぎると房水の量を増やすので眼圧は上がる可能性はありますが、神経質にはなる必要はなく水分の摂りすぎが気になるのなら少し控えればいいという程度に考えればよいだけで、一度に大量の水をガブガブ飲まない限り大丈夫なようです。

人間の体には外的な要因で少し変化しても体を常に一定の状態に保とうとする働きがあるので、少しくらい水分を摂りすぎても眼圧が上がることはないです。

逆に水分を制限して摂らなかったとしても眼圧が下がることはないだけでなく、高齢になると体内の水分が少なくなるので、過剰な水分制限をして脱水症状になることで健康を損なう恐れはあります。

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読書は緑内障の原因になるか

近いところを見ようとすれば水晶体は厚くなり、虹彩を押し上げることで隅角は狭くなります。

このことからもとくに狭隅角、閉塞隅角の人は長時間の読書は要注意ですし、暗い所では瞳が開き隅角が狭くなるのでこれも注意が必要になります。

さらにうつ伏せの姿勢は眼圧を上げることから、暗い場所で本など近くをうつ伏せの状態で見るというのは避けたほうが良さそうです。

根つめて読書をすると一時的に眼圧が上がることがありますが、その高い値がずっと続くことはないようです。

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スポーツは緑内障の原因になるか

スポーツはリラックス効果で血管が広がることから、一時的に眼圧を下げることがわかっています。

ただし逆立ちをするなど眼圧が上がる可能性のある動作が含まれるような運動や、極度の緊張がストレスを引き起こすようなスポーツは避けた方がよさそうです。

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コーヒーやお茶は緑内障の原因になるか

コーヒーやお茶にはカフェインが入っていて、カフェインは一時的に眼圧を上げることがあります。

しかしその中に含まれるカフェインの量は微量しか入っていないので、一度に大量に飲まない限り問題はないです。

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アルコールは緑内障の原因になるか

少量のアルコールは眼圧を下げることがわかっています。

ある研究結果ではウイスキーのように濃いお酒は脱水作用で眼圧を下げるという報告があり、逆にビールのように水分の多いお酒は眼圧を上げるとされています。

アルコールが飲みたいのなら濃いお酒にすると眼圧が下がる可能性があるようですが、治療的な効果があるわけではないので特にすすめている方法ではないです。

とくにビールのがぶ飲みは良くないようなので好きな方はほどほどにした方がよいです。

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タバコは緑内障の原因になるか

タバコは血液の循環を悪くすることから眼圧を上げることがわかっています。

喫煙と緑内障の関係ははっきりしたところは不明なようですが、緑内障の存在を期に禁煙することをすすめます。

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クスリは緑内障の原因になるか

緑内障の人が一番気をつけて制限しなければならないものに薬があり、特に瞳孔を広げる作用の薬が配合されている薬には気をつけなければいけません。

総合感冒薬、鎮咳去痰薬、消化性潰瘍薬、抗ヒスタミン薬、血管拡張薬、血圧降下薬、風邪薬、胃腸薬、睡眠薬、精神安定剤などには瞳孔を広げる作用の成分が配合されている可能性があるので、これによって眼圧を上げることがあります。


瞳孔が広がると房水の流し口が閉じて眼圧が上がり、閉塞緑内障の人は急性発作を起こす場合もあります。

これは狭隅角、閉塞隅角タイプの場合ですが、逆に開放隅角タイプでは瞳孔が開いても流し口は閉じないのでそれほど心配はいらないです。


そして特に問題となるのが副腎皮膚ホルモン薬(ステロイド薬)で、この薬を使うことで線維柱帯の目詰まりを引き起こすことがあります。

ステロイド薬を使っているすべての人ではないですが、眼圧が上がる遺伝子を持っている人もいるようなので、この遺伝子を持っている人はぜんそくやアトピー性皮膚炎などになり、長期間ステロイド薬内服薬や塗薬を使い続けると、ステロイド緑内障になることがあるので気をつけなくてはいけません。


紫外線は緑内障の原因になるか

特に紫外線を目に浴びることで緑内障が悪化するということはないといわれてます。

紫外線対策をしなくてもよいのならサングラスは特に必要はないと思いますが、緑内障だけでなく白内障などの他の病気を引き起こさないためにはかけた方がよいのかと思います。

サングラスを選ぶ場合UV加工がされているものが良いようですが、色のついたレンズだと瞳孔が開く可能性があるので紫外線を吸収しやすくなるともいわれます。

サングラス選びは医師と相談された方がよさそうです。


パソコンは緑内障の原因になるか

今の時代パソコンで仕事をされる人は多いと思いますが、パソコンは緑内障の原因にならないのか心配される人もいると思います。

パソコン作業をされているだいたいの人は、長時間まばたきもしないでパソコン画面とにらめっこしている傾向があります。

近い距離でまばたきの回数が少ないと、水晶体の厚みを調節する「毛様体筋」や「瞳孔括約筋」などが疲れて眼精疲労をおこしやすくなります。

この目の疲れは血流の視点で注目すると緑内障にとってあまり影響がよいとはいえません。

眼圧が高いことだけが緑内障の原因とは言えないので、そのことだけで原因を考えることはあまりよいとはいえません。

血流の悪さからくる目の視神経の疲労からも緑内障はおきないとも限りませんので、パソコン作業をする時は正しい姿勢をしたり、たまには目や体を休め緊張をほぐしながらパソコンをするとよいでしょう。

パソコンが原因で緑内障になるとは言い切れませんし、パソコンをしてはいけないということもなしです。

ただし初期の緑内障であれば特に問題はないと思いますが、緑内障の進行がとくに進んでいる人は 1日中休みなくパソコンに向かうなど目を酷使することは極力さけた方がよいかもしれません。



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