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緑内障の原因には何がある


緑内障がなぜ起こるのか不明な点も多くありますが、原因として明らかにわかっていることをここでは解説します。

1.24b緑内障の原因


緑内障がなぜおこるのか?

眼球の内側から外側に常に一定にかかっている圧力は眼圧と呼ばれていますが、眼圧によって眼球は適度な張りをもった丸い形状を保つことができます。

眼圧に大きな影響を与えこの眼圧をコントロールしているのが、角膜と水晶体の間の前房と後房を満たしている房水という透明な液体で、房水の量が一定に保たれていることで眼圧も一定に保たれます。


房水は毛様体でつくられ決まった経路で循環し隅角まで流れていきますが、何らかの原因でこの房水の産生と排出のバランスが崩れて房水がたまり眼圧が上がることで、視神経が束になっている視神経乳頭が圧迫されて視力や視野が欠けるという障害がおこります。


緑内障がなぜ起こるのか不明な点も多くありますが原因として明らかにわかっていることは、眼圧の上昇が影響していることです。

緑内障は治る病気ではないので、今のところ緑内障を進行させないために欠かせない主な治療法は眼圧を上げないことです。


房水が流れにくくなる原因はなに

眼圧を上げないためには房水の量が一定に保たれていなければなりません。

房水は毛様体でつくられ隅角に流れていきますが、流れの滞りが起こったりつまってしまったりすることで眼圧が上がることがわかっています。

では房水がつまって流れにくくなる原因には何があるのでしょう。


それにはいくつかの理由があると考えられていますが、ひとつの原因には房水がつまりやすい目の形態をしているということがありますが、これは外見から判断することはできません。

黒目の部分が小さくて前房部分が薄く、しかも遠視である場合には比較的房水の流れが悪くなる傾向があるようです。

年齢が増すことによっても若い時には機能していたものが徐々に機能しなくなるということもありますし、さらに高齢になると房水の排水口になるところに色々な異物がたまると考えられられます。

糖尿病、低血糖などの病気が原因でおこることもあります。

近視の場合も原因のひとつで、強度な近視の視神経は眼圧上昇に対して抵抗力が弱く緑内障をおこしやすいようです。

炎症が起こったり出血があると赤血球や白血球が房水の排出口につまってしまうこともあるようです。

そのほかにも極度のストレスや急に暗い所に行ったりした時などにもともと狭い隅角が閉ざされてしまって房水が流れなくなるなど精神的な緊張により眼圧が上がることもあります。

これらのことから房水がつまって流れにくくなるという原因には、肉体的、体質的、精神的なさまざまな要因によっておこるようです。


房水が排出されなくなるとどうなる

房水は毛様体でつくられ角膜と水晶体の間を循環して角膜と虹彩の間にある隅角に流れていきます。

房水は隅角に流れて行く間に、角膜や水晶体に栄養や酸素を供給したり老廃物を受け取りながら、ゴミなどをこす排水口の役目をしている網目状の繊維柱帯という組織を通り、その後排水管であるシュレム管という管から目の外へ排出されます。

房水が産生される量と排出される量のバランスがとれていれば房水の全体量は変わらないので眼圧を一定に保つことができますが、何らかの原因で房水が排出されなくなりバランスが乱れると、眼内の房水の量が多くなって眼圧が上昇します。


視神経が眼球の外へ出ていく部分を「視神経乳頭」といいますが、房水の量が多くなり眼圧が上昇することで視神経乳頭が圧迫されて、やがて視神経に異常がおこり障害されることで視野の欠けていく症状が現れます。



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