眼圧を下げる運動はどんなことをしたらよいか
現代人は運動する機会が少なくなり、運動する人の数も減ってきているといいます。
一部の人たちは健康維持のために運動をしされている人はいますが、ほとんどの人は面倒くさい、動きたくない、疲れるという気持ちの方が強く行動する思考が生まれてこないようです。
さて緑内障と診断され眼圧を下げるには運動は行なった方がよいのでしょうか。運動するとすればどんなことをすればよいのかをここでは解説します。
眼圧を下げるための運動はなにをしたらよい?
眼圧を下げるためというよりは、眼圧を上げないようにするには生活の中でも気をつけることはできます。
眼圧が十分低いのにもかかわらず緑内障が進行する人もいることから血行不良も緑内障の原因のひとつではないかと考えられ、治療で眼圧を下げても進行する人は血液循環を良くすることが重要です。
眼圧を上げないようにするには血流を促す適度な運動を行ったりすればよいのですが、どんな運動をすれば良いということはないです。
運動して体を動かすと血流がよくなるので、一度や二度の運動ではなくできれば続けられる運動を選んで実行することをおすすめします。
実際私の場合はジョギングを5年以上続けていますが、眼圧が下がり安定したという経緯があります。
その他にも半身浴をすることでも血液循環を促すことができ眼圧が安定に向かう傾向にあるようです。
血行不良を改善するためには、次のようなことで血行が促進される可能性があり、眼圧が下がる効果を期待できます。
半身浴をする
適度な運動をする
ウォーキング
水泳・水中ウォーキング
軽い筋トレ
その他の眼圧を下げるために日常生活で気をつけること
緑内障と診断されたら普段の生活でどんなことに気をつけなければならないのか気になるでしょう。
しかし必ずこれをやらなければならないことはなくて、過度で異常な行動をとらない限り普通に生活していれば大丈夫です。
気をつけなければならないこととすれば、眼圧が上がると緑内障は進行していく恐れがありますので、その点では普段の生活でも眼圧を上げる原因になるようなことに注意することです。
たとえば眼圧が上がる可能性がある例にか、
過剰に興奮してしまう
薄暗い場所で下を向く姿勢で長い時間作業する
うつ伏せの状態で寝てしまう
一度に大量の水を飲む
カフェインの入っているコーヒーなどをたくさん飲む
首のあたりがきついシャツや服を着る
喫煙も血流に悪影響を及ぼし緑内障によくないので、特に低血圧や貧血などがある人は避けてください。
これらのことはあまり良くない例とされていますが、イライラするとストレスの原因にもなるので神経質になりすぎるのはよくないです。
眼圧が高くなる原理
そもそも眼圧がなぜ上がるのか知っていますか?
眼圧は、房水 呼ばれる液体が眼球に張りを与えることで調節されています。
この時m毛様体で新しく作られる房水の量と隅角から房水が排出される量が等しければ一定の眼圧値を保つことができます。
しかし何かしらの障害がおきることで、排出される房水の量が作り出される房水の量よりも少なくなり、バランスが崩れることで眼圧が上がります。
眼圧が下がらないままだと失明することもある
たとえば眼圧が高いことを知らずに生活していたとしましょう。
眼圧が下がらないまま時が流れるとどうなると思いますか?
眼圧が高くなることで視神経が傷つけられると障害がおこり、徐々に視野が欠けていき失明する可能性が高くなります。
最終的に眼圧を下げるには継続して行う治療は外せません。
運動などを行いながら同時に治療を行うことで眼圧を下げられる可能性が高くなると思います。
ただしすぐに眼圧は下がるということはなく、継続して治療することで眼圧が下がっていくと思ってもらったほうがよいです。
眼圧がなかなか下がらないケースというのもあり、その場合は気長に治療を続けていくしかなく眼圧を今の状態から上がらないように現状維持できていれば問題ないと思います。
定期検査によってそれは把握できると思いますので、長い期間をかけて緑内障と向き合っていくことが大事です。