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眼圧とはなに


眼圧とは、眼球の内側から外側にかかる圧力で、角膜水晶体の間を満たしている房水によって調整されています。

眼圧は簡単に言えば眼球の圧力、つまり目の硬さのことをいい、目がちゃんと見えるためには眼球の形を保つためにある程度の硬さが必要なのです。

眼圧

眼球はよくボールにたとえられます。

もしも目が空気の抜けたテニスボールのようにフニャフニャしていたら、一定の像が結ばれずに、物がゆがんで見えたり揺れ動いたり、かすんだり、そうかと思えば急にピントが合ったりと、とにかくまともに見えることはないです。

眼球の形を保つためや目の中にスムーズに栄養を与えるために一定量の眼圧が必要ですが、眼圧が高すぎると視神経を傷めて緑内障の症状を誘発し、眼圧が低すぎると眼球の形を維持できずに眼球がしぼんでしまいます。

目の中では常に一定量の房水が作られており、それと同じ量が目から流れ出ていくことで眼圧は一定に保たれているのです。

しかし何らかの理由でこの房水の排出口が詰まり産生と排出のバランスが崩れ、この房水の量が増加すると眼圧は上がり、減少すると眼圧は下がります。

眼圧の上昇により網膜から視神経に情報を伝達する視神経乳頭が圧迫されると神経線維が徐々に侵されてそれに繋がる視神経細胞が傷んで視野が欠けていくのですが、最近では緑内障の原因は進行性の網膜の神経節細胞の障害と考えられています。

眼内で変化が起こっているにもかかわらず、そのほとんどは自覚症状がなく進行する病気なので注意が必要です。

日本人の平均眼圧は14.5mmhgで、正常範囲は10~20mmHgとされていますが眼圧が正常範囲であるにもかかわらず、視神経が障害される「正常眼圧緑内障」の患者さんも多くみられます。

眼圧以外の緑内障の原因として高齢、近視、遺伝などがあるようです。

眼球に一定の張りがある理由

目玉を軽く押してみるとわかると思いますが、正常の眼球は硬いくらいです。

これに対して目が白く濁って失明している人の眼球は張りがなくて柔らかいことが多くあります。

なぜ眼球は硬くて張りをもっているのでしょう。

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もし眼球が玉こんにゃくのように柔らかくてふにゃふにゃだとすれば体を動かすたびに眼球がゆらゆらと動揺して水晶や網膜も揺れて動いてしまうので、網膜上にきちんと像を結ぶことができません。

眼圧は房水と呼ばれる液体の流れによって生じ眼球に張りを与えているのですが、一定の張りがないと眼球は十分に機能することができないことを言っています。

眼圧と房水の関係

房水は目の水晶体をコントロールする毛様体でつくられ瞳孔を通って前房へ向かい、隅角から隅角繊維柱帯を通ってシュレム管へと流れだし最終的には眼球の外の静脈に吸収されます。

実は目の張りに関係しているのは眼球の前方部だけで硝子体は眼球の大部分を占めているにもかかわらず眼圧にはほとんど関係がありません。
眼球
房水は目に張りを与える以外にも角膜や水晶体に栄養や酸素を届け老廃物を運び出すという大切な役割を持っています。

房水は「透明な液体」とも呼ばれ、赤血球がない血液とよく似た成分です。

透明な角膜や水晶体には血管がありませんが、血液のかわりに房水が角膜や水晶体に酸素や栄養を届けているのです。



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