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眼圧が高い原因はなに?


緑内障に大きな影響を与える要因として眼圧があります。

その眼圧はどのようにして高くなるのかをここでは解説します。

3.7b


眼圧が高くなる一番重大な原因

眼圧が高くなることにより緑内障がおこることが多いですが、ではその原因はどこにあるのでしょう。

そのカギを握るのは房水 です。
2.6.眼球
眼圧 と密接な関係があるのは房水と呼ばれる液体ですが、この房水は眼球に張りを与えることで眼圧を調節するほどの大事な役割をもち、角膜や水晶体に栄養や酸素を届けたり老廃物なども運び出すなど目にとって重要な働きを持ちます。

房水は毛様体というところで作られ、毎分2~3マイクロリットル作られているといわれています。

この時に新しく作られる房水の量と、隅角から房水が排出される量が等しければ眼圧は常に一定の値を保てることになりますが何かの原因で隅角に異常がおこり、排出される房水の量が作り出される房水の量よりも少なくなり、眼内で房水が過剰に増えることで眼圧の上昇がおこります。

これはボールに空気をいっぱい入れてパンパンになっている状態だと思ってもらえるとわかりやすいと思います。

3.7a

このことからも眼圧が高くなる原因は房水の排出路に通過障害が起こり循環が異常をおこすことによりおこります。


眼圧が高くなるとどうなる

一般的に、眼圧が高くなると視神経が圧迫され傷つくことで視機能障害を起こし、最悪の場合は失明する可能性が高いです。

房水が過剰に増えることで眼圧の上昇がおこり、硝子体に接している視神経や視神経が集まっている視神経乳頭を圧迫して傷つけます。視神経乳頭にある神経線維は非常にやわらかいので急激に眼圧が上がると押しつぶされてしまうのです。

しかし眼圧がそれほど高くない場合であっても、眼圧の高い期間が長く続くと視神経乳頭は徐々に傷ついていきます。

視神経乳頭に障害がおこり神経線維の数が減っていくと、視神経乳頭は十分な機能を果たせなくなってしまい、視力の低下や視野が欠ける異常がおこります。

視神経繊維の数が減ると神経乳頭に変化がみられ、眼底検査によってこの状態はわかるので緑内障を調べるには眼底検査が欠かせません。


眼圧値が高くても正常な人がいる

眼圧が高いことで緑内障になる不安を抱える人が多いと思います。

眼圧の正常の範囲は 10~20mmHgで、眼圧が21mmHg以上であれば眼圧が高いとされますが、眼圧が高くても視野に異常を生じない高眼圧症の人もいます。

逆に眼圧が正常だとしても正常眼圧緑内障を起こす方がいるので全く安心するわけにはいきません。

緑内障かどうかは眼圧値だけでは決められないことから眼圧はあくまで一応の目安と考え、眼底検査や視野検査でもうちょっと踏み込んで現状を把握する必要があります。

このことからも眼圧を測定して21mmHg以上だったとしても、眼圧値だけですぐに緑内障になると決めつける必要はないのですが、眼圧が高いことで緑内障になる可能性はありますので緑内障に対して意識する必要はあります。

3.7d

眼圧は 1日のうちで時間帯によっては高くなったり、季節、体調、ストレスなど測定する時の体調などによっても違うくその日その時の条件で変動するので 1回測定しただけでは眼圧の高さを決めることはできないようです。

そのため眼圧が高いかどうかを把握するには何度も眼圧を測ってみて、基準値よりも毎回高いようであれば眼圧が高いことが確認でき緑内障を疑う必要があります。

できるだけ正確な眼圧値を知るには定期的な検査により管理していき、その後の治療に役立てるようになります。



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