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急性狭隅角緑内障の禁忌薬にはどんな危険があるか


急性狭隅角緑内障やその他の緑内障、高眼圧症にかかわらず眼科で処方されている薬以外の市販薬などには、眼圧を上げる作用のある薬がたくさんあり失明に至る可能性が高くなるので、眼科医に相談する必要があります。

ここでは急性狭隅角緑内障での禁忌薬にはどのようなものがあり、どんな危険があるのか解説します。

4.6a

急性狭隅角緑内障には注意が必要な禁忌薬がある

急性狭隅角緑内障やその他の緑内障、高眼圧症などに関わらず、市販薬には眼圧を上げる作用のある薬が多くあるので注意が必要です。

そのなかでも特に注意しなければならない「ステロイド成分の入っている薬」と「抗コリン作用のある薬」の2つがあります。

ここからはこれらには各々どのような危険が潜んでいるのか解説していきます。

4.6b


ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)は眼圧が上がる可能性が高い

緑内障で特に問題になっているのは、繊維柱帯の目詰まりを起こす可能性の高いとされるステロイド薬を使用することです。

長い期間ステロイド成分の入っている薬を内服したり塗り薬を使い続けると副作用によって眼圧を上昇させてしまう「ステロイド緑内障」という緑内障があります。

ステロイドを使用することによる眼圧の上昇には個人差がありますが、全ての人がステロイドを使ってはいけないというわけではなく、特にステロイド薬をつかうと眼圧が上がってしまう体質の人は使用はできません。


ステロイド点眼薬を使った場合、1000人のうちの5人くらいは眼圧が上がってしまうという統計があり、体質的な遺伝を持っている人でも数日で上がるようです。

緑内障の患者さんがステロイド緑内障の体質なのかということは調べる手段がなく、薬を実際に使ってみないと症状があらわれるかどうかはわかりません。

もちろん眼圧の上昇に気がついた時点ですぐにステロイドの入った薬を中止したほうは良いですし、早く発見さえできれば眼圧は元に戻ります。

しかし、もしも発見が遅くなった場合には緑内障が進行している可能性があります。

このようなことからもステロイド薬を使用する機会がある時には医師に相談してください。


抗コリン作用の薬は要注意

ステロイド薬だけでなく、緑内障の代表的な禁忌薬としてはもうひとつ「抗コリン」作用の薬があります。

抗コリン薬には瞳を開く作用があるだけでなく、房水の出口を塞ぐ作用と排出を阻害する作用があります。

このことからも「抗コリン」作用のある薬は、狭隅角緑内障 の患者さんにはとても危険な薬であるといえそうです。

「抗コリン」作用のある薬は、市販で購入できる総合風邪薬、花粉症などのアレルギー薬の多くに含まれています。

点眼薬には緑内障では使用していけない眼圧を上げる恐れのある抗コリン作用成分が含まれている薬が多くあるので、薬に含まれている成分はしっかり調べたり医師に相談しながら使用しないといけないようです。


薬の副作用によっては緑内障が誘発されることもあり、特に緑内障をすでに発症している場合には抗コリン作用のある薬の使用は注意が必要です。

市販で購入できる薬は緑内障の禁忌薬が多くあり失明のリスクを上げる恐れがありますし、緑内障を発症しているのに薬の作用を知らないで使用することは症状が悪化してしまう恐れもあり非常に危険なことです。

市販薬を使用する時には医師に相談してから服用したほうがよいですが、病院で薬を処方してもらうほうが安心できるはずです。



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