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正常眼圧緑内障の禁忌について


緑内障において禁忌(きんき)はいろいろあり制限されることが多くあります。

緑内障における医療上の禁忌は患者の病状を大きく悪化させる不適当な手術や検査、投薬、調剤などを指し、日常生活でも避けた方が良いことはあります。

ここでは正常眼圧緑内障の禁忌について解説します。

2.2正常眼圧緑内障 禁忌


正常眼圧緑内障で日常生活で気をつけた方がよいこと

正常眼圧緑内障には多くの禁忌事項がありますが、通常の緑内障の禁忌も正常眼圧緑内障の禁忌も変わるところはありませんので、通常の緑内障と同じように禁忌事項を守ってもらうとよいです。

日常生活において気をつけた方がよいことですが、まず水分を大量に取ると眼圧が上がるとされ不安になる人がいます。

コーヒーやお茶には微量のカフェインの成分が入っていますが、眼圧を上昇させる作用があるとされるので緑内障の人は慎重に飲む必要があり、大量に飲むことは避けたほうがよいようです。

現在の治療法はだいぶ改善されて病状を管理することが可能になっていますので、普通の量であればそれほど神経質にならないで水、お茶、コーヒーなどの水分はとってもかまわないようです。

それよりも高齢になるほど体内の水分が少なくなるので、過激な水分制限をすることで脱水症状になるほうが健康を害するおそれがあります。


正常眼圧緑内障の原因ともいわれる眼圧を上げる行動として、次のようなことは避けたほうがよいとされています。

check2 長期間うつむいて作業する
check2 薄暗い所での作業
check2 イライラする
check2 過剰に興奮する
check2 襟のきついシャツを着る
check2 一気に大量の水分やアルコールを飲む
check2コーヒーやお茶などカフェインの入っている飲み物を大量に飲む


しかし緑内障と診断されると患者さんによっては眼圧が上がったり視野が狭くなるのを気にして日常の行動に神経質になる人がいますが、実際には特別に日常生活を厳しく制限しなければならないようなことはありません。

それよりは健康的で無理のない規則正しい生活を送るように心がけるほうが理想的です。

気を配ることは大切ですがひとつひとつの事柄を気にするあまりそれがストレスとなってはかえって逆効果になってしまいますので、なるべく気持ちをリラックスさせた方が緑内障と上手く付き合えます。

眼圧はよほど過激な負担をかけない限り大きく変わることはありません。

根つめて読書すると一時的に少し眼圧が上がることがありますが、その高い眼圧が続くことはありません。

喫煙と緑内障の関係ははっきりしたところは不明ですが、タバコは血液の循環を悪くしますので禁煙をするようにしましょう。

少量の酒や適度な運動は眼圧を下げることがわかっています。

気をつけたいのは薬使用で、特にステロイド薬は医師に相談してください。


ステロイド薬には要注意

緑内障で問題となるのは、繊維柱帯の目詰まりを起こす可能性があるステロイド薬(副腎皮質ホルモン)です。

ステロイドには眼圧を上昇させる副作用があり、それが原因で起こる「ステロイド緑内障」があります。

ステロイドによる眼圧の上昇には個人差がありますので、全ての人がステロイドがダメというわけではありませんが、ステロイド薬をつかうと眼圧が上がる遺伝子を持っている体質の人はステロイドは使用してはいけません。

このような人はぜんそくやアトピー性皮膚炎などになりやすく、長期間ステロイド薬の内服薬や塗り薬を使い続けるとステロイド緑内障になることがあります。


1000人の人がステロイド点眼薬を使うと、遺伝的な体質にもよりますが 5人前後は眼圧が上がるといわれ、上がる人は数日で上がるといわれています。

本人がステロイド緑内障の体質かどうかをあらかじめ知ることはできませんし、使ってはじめてわかります。

眼圧の上昇に気がついた時点ですぐにステロイド点眼薬を中止すれば眼圧は戻りますが、発見が遅ければ緑内障に進行します。

同じステロイドでも眼圧が上昇しにくいステロイド点眼薬がありますし、同じ種類のステロイドでも濃度が薄いと眼圧が上がらないこともあります。

ステロイドがなぜ眼圧を上げるのかについては解明されていないようです。


薬による緑内障の禁忌

総合感冒薬、鎮咳去痰薬、消化性潰瘍薬、抗ヒスタミン薬、血管拡張薬、血圧降下薬などには、瞳孔(ひとみ)を広げる成分が含まれているので、緑内障の人が気を付けて制限しなければならないです。

その理由は、瞳孔が広がると房水の流し口が閉じて眼圧が上がり、閉塞タイプの緑内障の人は急性発作を起こす場合があるからです。

しかし発作を起こすのは緑内障になっていることを知らないでいる方で、医師を受診し閉塞タイプと診断がついてレーザー虹彩切開術や白内障手術を受けていれば発作を起こす心配はないです。

また開放タイプの緑内障ではひとみが開いていても流し口は閉じませんので、眼圧が少し上がることもありますが急性の発作を起こすことはありません。




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