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急性緑内障の治療について


急性緑内障は、急激に激しい症状を起こし失明の危険度が非常に高い緑内障です。

ここでは急性緑内障に対する治療にはどのようなものがあるのか解説します。

2.6急性緑内障の治療


急性緑内障は、隅角が狭くなって房水の出口にある線維柱帯が虹彩によってふさがれるために、房水が排出されにくくなり眼圧が上がる「原発閉塞隅角緑内障」のタイプです。

2.6b急性緑内障

急性緑内障の原因の多くは、房水が瞳孔から前房に流れる時の抵抗が大きいため、眼圧が高くなって虹彩の根元が前のほうに押しやられ、水晶体と虹彩が接近して房水が後房から前方へ流れにくくなる瞳孔ブロックによって隅角が塞がります。

そのためレーザー光線を使って虹彩に孔をあけて房水の流れるバイパスをつくり隅角を広げて眼圧を下げる療法がこれまで広く行われていましたが多少のリスクはあるようです。


急性緑内障の手術

急性緑内障の治療はレーザー虹彩切開術が中心になります。

緊急を要する緑内障発作の治療では、瞬間的にしかも劇的に眼圧を下げるレーザー虹彩切開術は極めて有効で、急性緑内障の発作がおきた場合、ただちに眼科で点眼や点滴などによる薬物療法で眼圧を下げてレーザーによる手術を行わなければいけません。

しかし急性の発作で眼圧が高くなりすぎて角膜が濁りレーザー光線が通らない場合はレーザー虹彩切開術が行えない場合があります。

その場合は、30分ほどかかりますが先に水分をとる薬の高浸透圧剤を点滴して房水や硝子体に作用して眼圧を下げて角膜の濁りをとり、きれいに解消されたらレーザー虹彩切開術が行われます。

眼圧が下がればレーザー虹彩切開術を行うことができ眼圧は正常に戻りますが、もしも薬物療法で眼圧が下がらず角膜が透明にならない時はレーザー虹彩切開術ができないので、メスで虹彩に孔をあける周辺虹彩切除術を行うこともあります。


白内障が進んでいる人の場合は、水晶体を吊っている毛様体小体(チン小帯)が弱っているため水晶体が後ろから押され前に出るのを止めることができず、虹彩に孔をあけても隅角が開かないので緑内障発作があらわれることがあり、この場合には白内障の手術をします。



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